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  材料力学の典型的な問題 PartT
 
 米国公認技術者資格(PE/FE) の試験問題は英文ですが、材料力学の問題は、公式を3つか4つ組み合わせて解くようなものが多くあります。「はじめての材料力学」(森北出版)では材料科学の知識を導入し、変形を考察し、数式の物理的意味を理解していただくことに重点を置いたため、2つ程度の公式を組み合わせて解くような問題がほとんどです。 以下に掲げる問題は、多くの教科書等で採用されている問題ですが、一般の教科書の中には"問題のための問題"のようなものがかなりあります。
 「はじめての材料力学」で提案している材料力学における「ミスの少ない計算」については、こちらをご覧下さい。
 片持ちばりの座標軸の取り方についてはこちらをご覧下さい。
【問題1】 図1のような構造物において、部材BCは 長さls、直径dの鋼の針金、部材ABは長さlw、断面の一辺がcの正方形の木材である。B点に荷重Pが作用するとき、次の問の解を求める。ただし、鋼と木材のヤング率をそれぞれ、Es, Ewとする。
(1). 部材ABに作用する荷重Pw, 部材BCに作用する荷重Psを求める。
(2). 部材ABに生ずる応力σw, 部材BCに生ずる応力σsを求める。
(3). 部材ABの伸びδw, 部材BCの伸びδsを求める。
(4). B点の垂直変位δv、水平変位δh を求める。
(5). P=1800N, lw=5m, ls=3m, d=3 mm, c=25 mm, Es=2.06×104MPa, Ew=1.00×104MPaのとき、 B点の垂直変位δv、水平変位δh を求める。

図1
 
【解答例】
【問題2】  図2のようにC点に垂直荷重Pが作用し、C点は同じ断面積の2本の鋼の針金AC, BCに支えられている。鋼の針金の許容応力σa、θのとき、安全な針金の断面積Aを求める。 P=5000N, θ=30°σa=100MPaのとき、Aを計算する。
   
図2
 
【解答例】
【問題3】 図3のように部材ABの中心に荷重Pが作用しているとき、 部材BCに作用する荷重Tを求める。
 
図3
 
【解答例】
【問題4】 5本の部材からなる図4のトラス、接点B, Cで支持され、D点に荷重Pが作用している。各部材に作用する内力と支点の反力を求める。
 
図4
 
  【解答例】
   
【問題5】 長さlの銅管を鋼製のボルトが貫通して、左端のナットが温度T1で銅管にすき間無く接触している。その後、ナットをn回転して銅管を締める。
(1). この時、ボルトと銅管に生ずる応力σsとσcを求める。ただし、ボルトのピッチs mm ボルトと銅管のヤング係数Es Ecとする。ボルトと銅管の断面積As、Ac
(2). 温度がΔT上昇したとき、ボルトと銅管に生ずる応力σsとσcを求める。ただし、ボルトと銅管の線膨張係数αs, αcとする。
 
図5
 
【解答例】
 
【問題6】 図6のように均一な板厚の鋼製の中空円筒の中にコンクリートを充填する。剛体の板を上に載せて荷重Pを負荷したとき、各々の材料に生ずる応力と円筒の圧縮量を求める。また、鋼製の中空円筒とコンクリートを複合させたユング率Eを求める。
鋼製の中空円筒、コンクリートの両材ともフックの法則が成り立ち、ヤング率をそれぞれ、Es,Ec、断面積As、Acとし、円筒の長さをlとする。
 
図6 ヤング率をそれぞれ、Es,Ec、断面積As、Ac
 
【解答例】
 
【問題7】 両端を剛体の壁によって固定された、長さl、 断面積A、ヤング係数Eの一様な円形断面の鋼材の棒がC点で荷重Pを受けるとき、剛体壁から受ける力RA,RBとC点の移動量δを求める。
 
図7
 
【解答例】
【問題8】 直径d、長さlの鋼材の丸棒が、引張荷重Pをうけて、ポアソン効果により、直径がΔdだけ減少した。Δdを求めよ。鋼材のヤング係数をE、ポアソン比νとする。
 次に、P=20kN=2×104N lw=5m=5×103 mm , l=3m=3×103 mm , d=25 mm=2.5×10mm, E=20.6×104MPa、ν=0.3のとき、Δdを:計算する。
【解答例】
 
【問題9】 図のはりの場合、せん断力、曲げモーメント、せん断力図、曲げモーメント図を求める。

 
【解答例】
 
【問題10】 図のI型鋼の断面2次モーメントと断面係数を求める(b1>b2)。
 
【解答例】
 
【問題11】 図の場合に、せん断力Vx、曲げモーメントMx、たわみyを求める。はりの断面二次モーメントI, ヤング係数Eとする。

(a)   【解答例】
 
(b)   【解答例】
 
【問題12】 図の半径rの半円形状の断面二次モーメントを計算する。
 

 
【解答例】
【問題13】 図の両端支持はりに、単位長さ当たりwの等分布荷重が作用するときに、せん断力、曲げモーメント、、せん断力図、曲げモーメント図を求め、次にたわみの式を求める。

【解答例】
【問題14】 一辺の長さaの正方形断面のはりがy方向、鉛直方向に曲げを受けている。曲げモーメントが与えられたとき、最大応力を図のように斜線部をカットして、断面二次モーメントを変えて、応力を減少させることができるが、どの程度減少させることができるか求めよ。
  【解答例】
【問題15】 400rpmで40PSを伝達可能な軸の直径を設計する。軸の材料の許容せん断応力を300MPaとする。また、軸のねじれ角を0.25°/m以内としたとき、軸の直径を求める。横弾性係数G=8.0×104 MPaとする。
【解答例】
【問題16】 長さL=3m 外径do=60mmの中空軸が回転角速度ω=60rad/s で、動力P=50kWを伝達している。
許容応力τ=100MPaで、ねじれ角θが0.05rad以下になるような安全な肉厚を求める。G=75GPaとする。
【解答例】
【問題17】 図の片持ちばりのたわみの式と最大たわみを求める。はりの断面二次モーメントI、ヤング係数Eとする。
●追加 せん断力図と曲げモーメント図を求める。
【解答例】
【問題18】 長さL=1.00m、幅w=50.0cm、厚さt=2.00mmの鋼製薄板の長手方向(x軸方向)と横方向(y軸方向)に同時にP=3.00×102kNの引張力が作用するとき
(1). xy面内における垂直応力σxyとせん断応力τxyを求めよ。
(2). x軸方向から反時計周りに45°回転した方向に法線を持つ面上に働く垂直応力σnとせん断応力τを求めよ。
(3). )縦弾性定数E=2.00×10^2GPa、Poisson数を1/v=3.00とするとき、x軸方向の垂直ひずみεxとy軸方向の伸びλを求めよ。但し、Poisson数はPoisson比vの逆数である。
(4). 板厚の減少量dtを求めよ。
【解答例】
【問題19】 長さLの片持ちばりに自由端からaの範囲に単位長さ当たりwの等分布荷重が作用するとき、せん断力Vx, 曲げモーメントMxを求め、せん断力図と 曲げモーメント図を描く。


【解答例】
【問題20】 図1のような半円形断面の図心の位置C1,C2を求めた後、断面二次モーメントIxを求める。


図1半径rの半円形断面
【解答例】
【問題21】 図のように段付き丸棒が両端を固定されている。この状態から
(1)温度がΔT上昇したときに各部に生ずる応力を求める。
(2)温度がΔT降下したときに各部に生ずる応力を求める。


【解答例】
【問題22】 図の分布荷重の場合に、曲げモーメントを求める。
  ただし、Poは作用している荷重ではなく、分布荷重の合力と作用点を示している。

 
【解答例】
【問題23】
平面応力状態で、ある点の応力が、 σx=200[MPa]、σy=600[MPa]、τxy=40[MPa]であったとき、面の法線とx軸の角度がφ=60°の面上の、垂直応力とせん断応力を計算する。
【解答例】
問題24 図の長さLの片持ちばりの自由端から半分の長さに単位長さ当たりwの等分布荷重が作用している場合に、せん断力Vx、曲げモーメントMx、たわみの式、自由端におけるたわみを求める。

 
【解答例】
 
問題25  長さ500mm、直径10mmの軟鋼丸棒に引張荷重が作用したとき、丸棒に生ずるひずみを0.1%以下になるようにする。縦弾性係数206GPa、材料の引張強さが400MPaである時
 (1).許容応力σa, 許容荷重Pa を求める。
 (2).安全係数nはいくつに設定していることになるか。
【解答例】
 
問題26 図面の図心を求め、断面二次モーメントIxを計算する。
   
【解答例】
 
問題27 図のように、微小要素に応力σx、σyが作用している。ヤング率をE=2.1×105MPa、ポアソン比をν=0.3としたとき、
 
(1). σx=100MPa,σy=200MPaで平面応力のとき、x、y方向のひずみεx, εyを求める。
(2). σx=100MPa,σy=-200MPaで平面ひずみのとき、x、y方向のひずみεx, εyを求める。
(3). 主応力σ1、σ2を(1)(2)の場合に求める。
(4). 最大せん断応力τmaxを(1)(2)の場合に求める。
【解答例】
 
問題28 図のように、両端支持の梁(薄板、幅10mm、厚さ1mm)にモーメントPaを負荷し、長さLの部分が円周の1/4になるように円弧状に変形させる。このとき、梁に生ずる最大応力が許容応力σa=200MPaとする。縦弾性係数をE=200GPaとする。
(1). この時のLを求めよ
(2). この時、梁に作用している曲げモーメントMと梁の曲率半径ρを求めよ。
   
【解答例】
 
問題29 図の両端支持はりに、集中荷重PとモーメントMoが作用するとき、せん断力Vx,曲げモーメントMxとせん断力図,曲げモーメント図を求める。
 ただし、
【解答例】
 
問題30 直径dの中実軸と外径do,内径diの中空軸の断面積が等しい。両者は同じ材料で剛性率Gとする。両軸にねじりモーメントTが作用するとき、中空軸のねじり剛性を中実軸の2倍にしたいとき、do/dの比を求めよ。
【解答例】
問題31 台形断面を持つはり(図)の図心の位置と断面二次モーメントを求めよ。
    
    
【解答例】
 
問題32 長さ2Lの両端支持はりで、左半分のはり(0≦x≦L)に、単位長さ当たり2qの等分布荷重が作用し、右半分のはり(L≦x≦2L)に単位長さ当たりqの等分布荷重が作用しているとき、せん断力、曲げモーメント、せん断力図、曲げモーメント図、最大曲げモーメントの生ずる位置と値を求める。
 

【解答例】
  
問題33 両端を固定された直径2r1,2r2の段付き丸棒にねじりモーメトTが作用するとき、それぞれの軸に生ずるせん断応力とねじり角を求める。
 

【解答例】
  
問題34 長さlの半径r1からr2に直線的に変化する軸にねじりモーメントT作用するとき、せん断応力とネジリ角を求める。
 


【解答例】
  
問題35 長さLの片持ちばりに単位長さ当たりwの等分布荷重が作用している。たわみの式と自由端のたわみを求める。次に、L=300mm, 幅b=300mm,厚さh=4mmのヤング係数E=3.30 GPaのアクリル板でwの合力が5kgfのとき、自由端のたわみを計算する。
 

【解答例】
  
【問題36】  直径dの丸軸が動力30kwを800 rpm で伝達している。軸の材料の許容せん断応力30MPaのとき、安全な軸の直径dを求める。
【解答例】
【問題37】  直径30mm、長さ80mmの丸軸がトルクを受け軸端で0.4°のねじれ角を生じた。このとき生ずるねじり応力τと軸に加わったトルクTを求める。軸の材料の横弾性係数は80GPaとする。
【解答例】
【問題38】 図のように、両端支持されている梁の中央に集中荷重Pが作用している。梁の断面は、内径di、外径doの中空円形断面の時、左半分の梁のたわみ曲線を求める。なお、縦弾性係数をEとする。
  
【解答例】 
【問題39】 図のように、長さ1000mmの片持ち支梁において、梁全体に400N/mの等分布荷重と自由端に2kNの集中荷重、固定端か600mmの位置に3kNの集中荷重が作用している。材料の許容曲げ応力が157MPaのとき、安全な断面係数Zを計算する。

【解答例】
【問題40】 図のような梁に荷重Pが作用している。A,B点はOを中心とする半径rの円上にある。
(1).梁ABのD点を含むθ傾いた断面に生ずるせん断力、断面に垂直に作用する軸力、D点に作用する曲げモーメントを計算する。
(2).BCの梁の断面に作用するせん断力、断面に垂直に作用する軸力、D点に作用する曲げモーメントを計算する。

【解答例】
【問題41】 (1) .図1のように断面積A、ヤング率Eの棒材に、長さLのBOの下端Oに荷重Pが作用するときのO点の変位δを求める。
(2).BOの線膨張率αのとき、BOの温度がΔT上昇したときのO点の変位δを求める。荷重Pは作用していない。

 
【解答例】
 
【問題42】   重量W=100Nの剛体が、ワイヤーで吊るされてる。ワイヤの伸びを求める。線の長さはL=100m、直径d= 2 mmである。単位体積当たりの重量ρ=8000 kgf/m3、ヤング率E=210GPaとする。
     
  
【解答例】
 
【問題43】  地上から高さH[m]のコンクリートのタワーを設計する。断面は円形とする。比重をρとする。最上部に重量Wのアンテナを載せる。
(1). どの高さの断面上に生ずる圧縮応力σcが一定になるように円形断面の寸法を決める。
(2). 最上部の変位δを求める。

 
【解答例】
 
【問題44】 長さLのテ―パ付き丸棒を太いほうを上にしてつるす。直径は小さい方をd、大きい方をDとする。自重による伸びはいくらか。単位体積当たりの重量をw、弾性係数Eとする。直径は直線的に変化するとする。
【解答例】
 
【問題45】 直径dの軸が固定端からxの位置でトルクT=τo(1.2-x/L)を受けている。固定端からxの位置の断面内に生ずる最大せん断応力および先端のねじれ角φを求めよ。ただし、この丸軸の横弾性係数はGとする。
 
【解答例】
【問題46】 図のように、長さLの片持ち梁の下側に長さL1の断面形状・寸法が等しいはりを接着する。ただし、L>L1であり、断面は高さh、幅bの長方形断面である。生ずる最大応力を求める。
 

【解答例】
【問題47】 図のようにA点をとおる鉛直軸の周りを角速度ωで回転する長さLの軸の先端に重量Wの物体が負荷されている。軸の比重量γとして、遠心力によって生ずる応力を一定のσoになるように断面積Axを決める。
 

 
【解答例】

【問題48】  図(a)に示すように直径Dで質量mのベルト車に、引張側でP1=20kN,ゆるみ側でP2=5kNの張力がそれぞれ加わっている。 このベルト車の軸材に機械構造用炭素鋼S45Cを用いる場合、安全な軸径dを決める。なお、各部の寸法はベルト車の直径をD=500mm,質量M=100kg,ベルト車の幅方向の中央面から軸受(軸を止めている箇所)の中央面までの距離をL=100mmとして、軸受部での軸径dを求める。S45Cの引張強さσu=580MPa,せん断強さτu=460MPaとする。作用する力の考え方を図(b)に示す。 また、トルクT=(P1-P2)D/2とする。
図(a) 図(b)
【解答例】

【問題49】 図のようなはりの場合にC点におけるたわみを求める。
 

  
【解答例】

【問題50】 二つの異なる断面を有する段付き丸棒に引張荷重Pが作用している。この段付き丸棒の伸びδ を計算する。この棒のポアゾン比v=0.3,ヤング率E=206GPaとする。d1=8mm,d2=6mm,L1=13mm,L2=14mm,F=2kN】  
  
      
【解答例】

  
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