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八戸地方の釣り、海釣りを中心として
海釣りは、昭和48年(1973年)に当地の八戸工業大学に赴任したときから始めました。海のない埼玉県で育ったものにとっては海はあこがれに近いものがありました。埼玉では実家の近くの沼、道満でのヘラブナ釣りが主でした。当時、道満では、ヘラブナの他、マブナ、雷魚、ウナギ、クチボソ、タナゴ、食用カエルなどを釣ることができました。荒川でも、鯉、ウナギなど釣りました。仙台の10年間でも海釣りは可能であったが、学生時代は足がなく不可能でした。 最初は、八戸近辺で釣っていましたが、南は岩手県の宮古まで、ポイントを探すために三陸海岸のすべての漁港を釣り歩きました。北は、下北半島の尻屋崎、大間、佐井村、津軽半島の竜飛、秋田県境近くまでクロダイ釣りに出かけました。八戸に来て3年間ぐらいは友人と階上港からアイナメ、ソイの船釣りに出かけましたが、当時は、魚影も濃く、船頭さんも良く、行く度にクーラーいっぱいの釣果で、飽きてしまって、その後は磯を主体に釣っています。最近は、友人に誘われて陸奥湾のホタテ養殖筏の周辺でのマダイ釣りに興味を持っています。まだ、4回の釣行で52cmを1枚しかあげていませんが、アワビ、真珠貝を使った真鯛釣り用スプーン作りに励んでいます。 同僚数人が釣りを始めたいとのことで講義をしたり、説明したりしましたが、釣りをしているとき初心者から聞かれると私自身楽しめませんので、季節の推移とともに釣れる魚の釣り方をテキストにして配布しました。以下の釣りのページは初心者用テキストから抜粋したものです。30数年の釣りの経験から良いと感じていること、他の釣り雑誌から得た知識等をまとめました。私のオリジナルの仕掛けなどありますので地元の名人からはおしかりを受ける部分もあると思います。オリジナルな仕掛けなどは実績があるものだけを載せています。 釣りの楽しみ方はいろいろあると思いますが、長時間自然と接して、自然の中に身を置くことができることと思っています。お店から買った魚では味わえない美味しさを味わえます。アイナメなどを比較しますと、特に、寒流系の魚が身が締まっていて、おいしいと感じます。釣り具など自作していると現場に行かなくても釣り気分が味わえ、工夫した結果が釣果に表れると一層楽しみが増えます。また、潮風は健康に良いように思えます。 以下のページで紹介する釣り方や仕掛けなどは、30数年の自分の経験から釣果があり、使い勝手が良いものなどです。オリジナルのものは一般的に紹介されているものとは異なるものもあります。 |
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■初めての釣り 入門者のためのテキストから |
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■当地の磯や湾内で釣れる主な魚 | ||||||||||||||||||||||||||
◆アイナメ 釣り時期は、ほぼ,通年ですが、1から3月は寒さが厳しいです。この時期は、産卵のために浅瀬に入ってくるので探り釣りがよいとされています。投げ釣りが主体で、餌は当地では,エラコが一般的,最近は青イソメを使う人も多いようです。また、ワームで釣っている人も見かけます。薄く切った刺身は絶品。寒流に居るアイナメが最高の味と思っています。 ◆海タナゴ 釣り時期は4月中旬〜7月ですが、秋にも磯の深場で釣れます。餌はイサザ、ピョンピョン虫、大物をねらうときはエラコの黒い部分を切って除き、1本を針に刺します。当地はミャク釣りが多いですが、私は、へら竿に自作の自立ウキ、針はチヌ針を使っています。岸壁は人が多いので、主に磯で大物をねらうことにしています。まき餌は必要で、砂浜の貝殻混じりの砂(白浜海岸などに波打ち際から少し入ったところにある)と岩などについているシュウリ貝を取ってつぶして、粉末状の撒き餌とオキアミを少し混ぜ海水で溶いて使います。適当にオキアミが砂と一緒に沈み、一カ所に魚がとどまる確率が高くなります。磯のタナゴはいれば食いがよく、約2時間で25cm以上を35枚あげたことがあります。また、尺物も釣れます。ポイントと潮の見極めが大事です。 ◆ソイ 夜釣りが主体ですが、日中でも岸壁とテトラポットの間のブラの探り釣りで釣ることができます。夜釣りでは9月〜12月が最適な釣り時期で、当地では生きているドジョウを使う。その他、イカ,サンマやサバの切り身であるが、私は30数年の経験の結果、チカ(冷凍したものでも良い)を使う。深場では5.4mの、浅場では3m程度の磯竿で釣る。錘負荷2号程度の電気ウキをつけ、岸壁の1m以内をねらう。引きは強烈で楽しめる。口が硬いので針掛かりの良いチヌ針を使っている。確実なあわせが必要です。磯でもポイントさえ見つければ夜釣りの投げ釣りで釣ることができます。最近は、ブラやワームで釣る方も多くなってきました。 ◆チカ 八戸港湾内ならほとんどの岸壁で釣りが可能です。季節によりチカがいるかどうかは変わりますが。近辺の漁港でも同様です。チカが寄っていれば必ず釣れますので、釣り入門には最適です。 チカ用サビキ仕掛けでハリが3号程度。専用の容器にオキアミを入れ、これにサビキ仕掛けを通してオキアミを付けて静かに投入し、置き竿にして当たりを待ちます。潮の時間に敏感で、パタッと当たりが止まるときがあります。 ◆ドンコ 夜、ソイを投げ釣りで釣っているときや岸壁とテトラポットの間の探り釣りする時に外道として掛かる魚で、グロテスクですが鍋にしたときの味は格別です。サバやサンマの切り身が餌です。ドンコをねらうときの仕掛けはぶっ込みのソイ釣り仕掛けで釣ります。確実に合わせないと針掛かりしません。磯でポイントを見つければ40センチオーバーの数釣りも可能です。鱗を落とした後、頭を切ると肝が簡単にとれますので、これを取りだして使います。後は内臓を取り、適当な大きさに切り、大根と肝を加えて、好みに応じて味噌か醤油で味を付けて鍋にします。以前は、魚屋の店先で串に刺して焼いたいわゆる"逆さ焼き"が売られていて、白身で味は格別においしいものでした。 ◆マダイ 陸奥湾でホタテ養殖棚の周りで釣ります。底にいるマダイか、ホタテ貝の養殖かご、ロープに定期的に付いたシュウリ貝を落とす作業船が撒き餌効果をあげ、浮いてきたマダイをねらう。底にいるマダイは、スプーン等にアオイソメを10本程度付け、底に落として待つ。マダイ釣りに関しては初心者ですので余り書けません。 以前から陸奥湾で真鯛は釣れていたが、最近になって特に良く釣れるようになり、6人乗りのボートで30枚以上あげた話は良く聞きます。温暖化の影響? 船代5、000円、餌代2,000円程度です。船頭さんによっても異なるかと思いますが、朝5時出船、1時から2時までです。作業船の場合は、朝5時頃から夕方、作業が終わるまで、約12時間程度です。作業が主体ですから、マダイが居ないときはカレイ釣りも出来ます。 ●陸奥湾の真鯛釣りDVD DVD「むつ湾デカマダイの求道者達・湾内編」、「同・湾内編パート2」、釣り東北編、この2枚のDVDでは真鯛釣りの基礎、仕掛けの作り方、釣り方など詳しく解説されている。 http://www.tsuri-tohoku.com/public/archives/2_dvd/ 「むつ湾デカマダイの求道者達・湾内編パート2」の動画が見られます。 ◆カレイ エラコ,青イソメで釣りますが陸奥湾のカレイは特においしいようです。 ◆ハモ(夜釣り) イカ、サンマの切り身 ◆ヒラガニ、ワタリガニ カニ網にイカなどをつける。 ◆ハゼ釣り 新井田川河口、1万トン岸壁 八戸のハゼは20cm程度の大きさで秋口に釣れる。 ◆サバ、いわし サビキ針だけか、あるいはサンマ等の切り身等をつけて釣る。 ◆イカ 八戸港の湾内には種々のイカが入ってきます。イカ針も様々な種類があります。ソイ釣りをしていてイカがいるとあっという間に餌をやられます。チカを針金で巻き付けて固定するタイプのイカ針をソイ釣りの時は持ってゆくことにしています。 ◆ヒラメ(船釣り) 船釣りで階上(はしかみ)の「さかした釣具店」で、オリジナル仕掛けを販売しています。同店では、アイナメ、ソイなどの船釣り用のオリジナル仕掛けも販売しています。 さかした釣具店 http://www6.ocn.ne.jp/~turi2001/ |
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釣りを楽しむ年数が多くなるほど、出来合いの仕掛けでは具合が悪く感じたりして、強度的に物足りなくなったり、仕掛けを自分で作るようになります。段々エスカレートすると部品や用具まで自作し、結構楽しみが広がってくるものです。時間をかければ安価に、意外と使い具合の良いものを作ることができます。期待したとおりの使い勝手の良いものが完成し、さらに大物が釣れたときの満足度は格別です。出来合いの仕掛けは、安価な部品を使用しているせいか、強度的に弱いと感じますので、自分で作れる仕掛けなどは自作することをお勧めします。今まで、タモの網、ミノータイプのルアー、アワビのスプーン、磯で波に強いタナゴ釣り用自立ウキ、ブラクリなどを作った経験がありますので比較的簡単に作れるものを紹介します。 |
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![]() 八戸市 葦毛崎 |
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葦毛崎は最もよく行く釣り場です。上の写真の右手方向を見ると分かりますが、満潮の1時間前後は渡れません。写真中央の島のようなところが主なポイントです。手前のポイントは潮に関係なく釣れる場所で、主に夜釣りです。アイナメ、タナゴ、夜釣りのソイ,ドンコがそれぞれのポイントで良く釣れます。タナゴは2時間で25センチ以上35枚を上げたことがあります。また、岬の先端で、サンマの切り身でソイを釣っていたところ、6.5kgのタコが掛かり、玉網が壊れ、上げるのが大変でした。また、チカの群れにも出会ったことがあります。 |
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