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 ブラクリ仕掛けの自作

 結構,消耗し,また,市販の仕掛けは高価(例えば,2組で450円とか)な割に、強度がない。自作すれば、1個30円程度で使い勝手の良いブラを作ることが出来る。対象魚により、ハリの種類、大きさ等を何種類か準備し対称魚毎に変えている。

[材料] 
 5号から8号程度の中通しの重り(自分の使っているロッドのおもり負荷に合わせる),14号程度の丸セイゴはり,赤色のより糸(鯉を釣るときの仕掛けの糸で釣具店で市販されている。あるいは、SASAME天秤仕掛け便利糸。ナイロン製は傷がつきやすい),赤ビーズ,蛍光ゴム管等。 針の種類と大きさは対象魚によって変える。 ソイ釣り用は、チヌ針9号か10号を使っている。また、テトラポットの先端、磯などでアイナメをねらうときは、キラキラするビーズなどを多めにつけている。ビーズなどは街の手芸店などで探すと種類が多い。
 
(1) はりを赤いより糸で結び,15cm 程度の長さで糸を切る。
(2) 別紙の図(c)のように結ぶ(二度輪に通す)。
(3) 赤ビーズ,蛍光ゴム管をクッション替わりと錘止めのため、目だつように適当な位置に入れる。ビーズを入れないと錘の穴にハリが入ってしまいます。
(4) ハリの結び目は念のため瞬間接着剤を使って接着しておく。
(5) 丁寧に作るときは,アイナメは光ものと赤いものを好むと言うことなので,重りを白色の水性塗料で2度下塗りし,次に,水性の蛍光赤系統の色で2度塗りする。さらに,透明水性ラッカーで二度塗り。あるいは、透明水性ラッカーの代わりに透明なウレタン系やエポキシ系塗料、エポキシ接着剤でコーティングすれば完璧。接着剤を塗って乾燥させてもべたつくときは、更に透明水性ラッカーを塗る。穴釣りの場合は蛍光塗料などを塗る。
*水性蛍光塗料 アサヒペン 水性蛍光塗料25ml, レッド、レモンイエロー、オレンジなど 
* 塗装は,完全に乾燥させてから次の塗りを行う。10個程度オモリを真鍮の針金に通して塗装すると一度に大量生産できる。

 
*透明接着剤 ボンドSU, クリヤー、コニシ(株)
(a) (b) (c) (d)
*ビーズ入れないと重りが結び目で止まらず、ハリの一部が重りの穴に入ってしまいます
(e) 10個の錘に真鍮の針金を通し、一気に塗装 (f)上はソイ用ブラ、錘6号、下はアイナメ用
対象魚別に針の部分を準備、交換
  
■糸の結び方 ------  ハリスとハリ 内掛け結びの例
 @ハリスを図のように輪を作る。交差するところを左手の親指と人差し指で固定する。 A 輪の中にハリスの先端を数回
くぐらせる。
B ハリスの元の方を引いて輪を締める
反対側の端も引いて締める
C仕上がり
 
D交差しているハリスの上下を図@とは逆にして、     
輪の裏側から手前に入れ、逆に回してくぐらせてもok.
 
平板状ブラクリ
 厚さ2mmの鉛板を手に入れる。ネットで調べるか、工場などに工具、板材等を納めているお店があれば少量でも手に入ります。厚さ2mmの鉛板は、ハサミでも切断したりできますので簡単に型が作れます。私は、真鯛釣り用の20g以上の中通しのスプーン作りに厚さ2mmの鉛板を使用しています。
 市販のこの種のブラクリを見ますと派手な色でカラーリングしたりビーズなど多用しています。色物で塗装するときは、下地に白い塗料を二度塗りしてから、色物を二度塗りします。釣具店や事務用品の店で売られている、金や銀のラメ(金粉、銀粉)を1回目のクリアーの塗装直後、振りかけると載ります。キラキラ光ります。
 ハリスなどは赤のより糸を使うと強度が出ます。また、普通のブラもそうですが、しゃくるときに底や障害物に当たりますのでどうしても塗装が剥げます。一液性や二液性の透明な接着剤(セメダインハイスーパー30,クリヤー等)を表面に付け伸ばして、これを二度繰り返すと結構塗装が剥がれにくくなります。べたつくときは更に透明水性ラッカーを塗ります。
 *鉛板の通販  http://www.outdoor-kozo.com/item.cgi?item_id=d0521&ctg_id=d05&page=1など
     ◎サイズ 2mm厚  90×180mm 1枚 税込み650円

50mm×15mm,厚さ2mm,重さ16g
アイナメ用 :赤の蛍光塗料で塗装後、金ラメ振りかけ、板厚2mmの鉛板使用
磯でのアイナメ釣りに使用しています。
最近は、このブラに餌をつけて引いて、夜、ソイを釣っている人もいます。
ホログラムシールはマダイ用スプーンの使い残しの部分から切り抜いています。
真鯛用 アワビ貼り付けタイプ、
 ナマコ仕様夜光塗料と金ラメ
 2mmの鉛板使用、夜光塗料は2液性のものを使い、楊子の先端に付けて塗布
真鯛用中通し アコヤガイ貼り付け
ナマコ仕様夜光塗料と金ラメ、 2mmの鉛板使用
金色の丸は事務用の穴開けポンチで作る。
30g
 
*鉛は口からはいると人体には有害ですので注意が必要です。研磨後などは必ず手洗いをすることが必要です。肌からは人体には入らないと言われています。安全のために、銅や鉛の研磨の時はセルフのスタンドに置いてあるような使い捨てのビニールの手袋をした方がよいと思います。また、塗料も有害物質を放散しますので換気など必要です。塗装するときは戸外か車庫か物置でしています。
 
*2液性夜光塗料、例えば、東邦産業(TOHO.Inc)「夜光プラスタ」
 
*メッキセット
 自分は使ったことがありませんが、最近、金属にメッキが出来るセットが販売されているようです。
 日清工業株式会社 メッキ工房 日清工業株式会社
    http://www.higasi-osaka.com/nissin/sub1.htm
     1.銅メッキ:銅色  2.ニッケルメッキ:銀色  3.金メッキ:金色
*DIY店で探しますと、金、銀のスプレー塗料もあります。
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