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金田式DCアンプシリーズ No.108 |
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金田式DCプリ、メインアンプの音の素晴らしさを実感できたので、レコードプレイヤーもグレートアップをする決心をした。1990年頃は、テクニクスのダイレクトドライブのレコードプレイヤーSP-10MKU用モーターとターンテーブルを補修用パーツとして安価に手に入れられた。 |
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金田氏の記事はロングアーム用に設計されていたが、かなり大きくなることからオルトフォンRS212のアーム用にケースの寸法を変更した。「無線と実験」に載っているところから板厚25mmの樺桜の集成材を通販で購入した。本体の板厚は4枚重ねて100mm厚である。製作と加工は建具屋さんに依頼した。 ベルトドライブとダイレクトドライブのレコードプレイヤーを比較すれば、ダイレクトドライブの方が回転速度の精度は良いと思われる。 |
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SP-10MKU用ターンテーブル制御アンプ ブロックダイヤグラム |
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位置検出部の構造 |
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プレヤーボード寸法 アーム オルトフォンRS−212 |
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電源はナショナルネオハイトップ単一20本を使い、±15Vを得ている。 金田式DCアンプのスピーカーの制御力はすばらしい。床下には、防振対策としてH形の鉄骨を入れているがハウリングがひどく、最初ハウリングは床から伝わるものとして下図のような対処していた。別室にプレーヤーを置くとハウリングは止み、空気振動が主な原因と言うことが分かった。金田氏が指摘するように、スピーカーの制御力はすばらしく、強烈であり、ホーンスピーカーがますます強力な音を出すものと思っている。 アームはオルトフォンRS212、カートリッジはDENON DL103である。ターンテーブルに豚皮のシートを敷いている。いろいろ試みたが、アルミ板を敷いたとき、フルアコースティックギターのスティール弦が響いた。いろいろ試してみたが、シートの材質により楽器の音が変わる。 |
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■アーム Ortofon RS212 ダイナミックバランス型、針圧印加0〜4g、全長300mm、実効長228mm, 1967年発売 |
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