問題260
 図の不静定梁の場合にたわみの式を求める。

図1
【解】
     

 *この種の問題は、積分定数などかなり長い式になるため、下記の図のように、dを図の値のように置いた。

 図2
 この種の問題を解く方法として、A点に集中荷重が働く片持ちばりと、等分布荷重が働く片持ちばりに分解し、別々にたわみを求め、足し合わせて、A点で0になることから、RAを求める解法と固定端を左側にして、固定端に生ずる反モーメントを求める方法などあるが、いずれも数式は長くなり、ここ々では一番短い方法を採用。解法だけを参考にしてください。積分定数など余り自信がありません。
 
*固定端を左側にして、解く場合
 
図3
【解】
   
*図3で、B点をx軸の原点に取り、A方向に座標の+に取れば最初の図1の場合と同様になります。