問題146
 図のように、段付き丸棒と円筒からなる組合せ棒について考える。αは熱膨張係数である。段付き丸棒と円筒は同軸に配置して下端を剛体床に固定し、上端には平らな剛体板を接着することなく置く。ただし、段付き丸棒および円筒の自重と剛体板の重さは無視し、座屈は生じないものとする。
 (1).段付き丸棒と円筒に生じる応力を求める。
 (2).荷重Pが作用した状態で、温度がΔTだけ上昇したとき、段付き丸棒に生じる応力が0となるΔTの最小値を求める。
【解】