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陸奥湾の真鯛釣り
 
 陸奥湾でホタテ養殖棚の周りで釣ります。ホタテ貝の養殖かごは水中にあり、底に着いていません。ロープに、シュウリ貝が着くと養殖籠が沈みますので、定期的にロープに付いたシュウリ貝等を落とす作業が必要です。この作業船に一緒に乗って釣ります。落としたシュウリ貝が撒き餌効果をあげ、底からマダイが浮いてきます。浮いてきたマダイをねらいます。朝5時に出船して12時間作業船に乗って釣ります。
 
 作業船に関係ないマダイ釣り専用の釣り船があります。底にいるマダイは、ホタテ養殖棚の周りで船頭さんが魚探でマダイを確認してから釣ります。船頭さんによっては、釣れないと煩雑に移動してくれます。シンカーやスプーン等にアオイソメを10本程度付け、底に落として待つ。マダイ釣りに関しては50cm以上1枚しか釣ったことが無く、初心者ですので余り書けません。陸奥湾内は結構潮の流れが速く、潮が動かないと釣れないようです。引きは強烈で楽しめます。 DVD「むつ湾デカマダイの求道者達・湾内編」、「同・湾内編パート2」、釣り東北編で見ることができます。
 
 以前から陸奥湾で真鯛は釣れていたが、最近になって特に良く釣れるようになり、6人乗りのボートで30枚以上あげた話は良く聞きます。温暖化の影響?
 
 
【私のタックル】 友人が勧めてくれたものです
  ◎ロッド: がまかつ、桜乱S86ML-F と ダイワ、SEAHAWK 76LL
  ◎リール:SHIMANO BIOMASTER C3000 , ライン: SUNLINE フロロカーボン6lb、ハリス 赤のより糸
  ◎チヌ針8号(MORIGEN超人チヌ激太),9号、専用ブラスプーン、中通しスプーン、カブラ、シンカーなど
    数グラムから40g程度
 
●道糸など
  ホタテ養殖籠は底に付けず水中に下げています。図のように200mの長さのロープに養殖籠を下げて、両端のウキとアンカーロープで固定しています。船長は魚探でマダイを確認し、浮き球に船を固定して釣ります。"のし釣り"と言っています。養殖棚を固定するアンカーロープに鯛が逃げ込むため、根ずれに強いフロロカーボンを使い、結節部もビミニツイストを施します。
 

 
ホタテ養殖の棚のウキに船を固定して釣る
 浮き球の間隔は約200m
 

 
 
オリジナル仕掛け等
■交換用はり仕掛け
  
 針は二本針を使用しています。マダイ針でも良いと思いますが、私は針掛かりがよいチヌ針を使っています。図のようなセットをあらかじめ準備し、なるべく、シンカータイプ、自作スプーンなどはこのセットを交換できるようにしています。ルアーとこのセットの結合部は蛍光ゴム管かソフトな蛍光玉をかぶせ、ある程度動きを制限しています。針がへたったときなど簡単に交換可能です。
 

 
 

 
 スプーンと針セットの結合部 
 
■中通しスプーン用仕掛けの一例
  この中通しタイプのスプーンは、普通のスプーンに比べて、スプーンの重さに関係なくなるので抵抗が少ないためか当たりに敏感で食い込みがよい。
 

  

 

中通しスプーンに専用仕掛けセット 
中通しスプーン
@アワビAアコヤ貝B裏面カラーシート
銅板に貝殻貼り付け
スプーン
@ アワビAアコヤ貝
銅板に貝殻貼り付け
 
●亀型錘やナツメ型錘でシンカータイプのルアーを
 亀型錘やナツメ型錘でシンカータイプのルアーを作ります。鉛ですので、針金を通した後は、ハンマーでたたいて、薄くしたり、変形させたり比較的簡単に加工できます。塗装、加工などの方法は別ページでご覧下さい。
 
斜めにドリルで穴開け  加工した針金を入れる 
 適当なカラーで塗装  後部をカットして
アワビとアコヤ貝を側面に張っています。
一番下は2mmの鉛板で作っています。
亀型錘で作っています。
真鯛用 アワビ貼り付けタイプ、
 ナマコ仕様夜光塗料と金ラメ
 2mmの鉛板使用、夜光塗料は2液性のものを使い、楊子の先端に付けて塗布
真鯛用中通し アコヤガイ貼り付け
ナマコ仕様夜光塗料と金ラメ、 2mmの鉛板使用
金色の丸は事務用の穴開けポンチで作る。

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