問題53
 剛性板を介して荷重Pの作用する鉄筋コンクリートの円柱がある。
 鉄筋部とコンクリート部の総断面積をそれぜれAs=500mm2、Ac=6000mm2、鉄筋とコンクリートの圧縮許容応力をそれぞれσs=150MPa、σc=10MPaとする。なお、鉄筋とコンクリートの弾性係数をそれぞれEs=206GPa, Ec=20.6MPaとする。
(1).円柱のひずみεoとして、荷重との関係式を求める。
(2).鉄筋とコンクリートがそれぞれ、単独に負荷されたとき、フックの法則から許容応力に対応するそれぞれのひずみεscを計算し、鉄筋コンクリートの円柱に生ずる安全なひずみεoを求める。
(3).安全に負荷できる荷重Pの最大値はいくらになるか。


【解】