問題105
 平均直径D=500mmの鋼製の円輪が回転数N=3000rpmで回転している。円輪の断面は直径d=5mmの円形で、その密度をρ=8000kg/m3、縦弾性係数をE=200GPaとするとき、
 
 (1)回転円輪の円周方向応力σを求めよ。
 (2)直径円輪の直径Dの変化ΔDを求めよ。
【解】
    
*長さの単位を[mm]に揃えるが、遠心力の場合、力の単位が、1[kg・m/s2](=1[N])を使うことになる。従って、遠心力は、長さに[mm]を使うと、[kg・mm/s2]となる。応力も、[kg・mm/s2/mm2]となるので、[kg・mm/s2/mm2]→[kg・m/s2/mm2]→[N/mm2]
→[MPa]の変換が必要となる。