荷重Pは[N],直径などの寸法は、[mm]を
1 N/mm2 = 1 MPa 
 
 荷重Pは[N],直径などの寸法は、[mm]を用いて、応力は[N/mm2]で求め、1 N/mm2 =106 N/m2 = 1 MPa を利用する。機械の部品などの寸法は、SI単位の[m]ではかなり小さい値となり、[Pa]から[MPa]への変換の場合に、計算ミスが入る場合が多く見受けられる。また、設計図の表記は、[mm]であるので、直径などの寸法は、[mm]を用いて表した方が都合がよい。
 
 工学単位で荷重が与えられている場合は、1 kgf=9.80665 Nの関係からSI単位に変換すればよい。また、工学単位の応力[kgf/mm2]は 有効数字4桁で、1kgf/mm2=9.807 N/mm2 =9.807 MPa となる。感覚的にはSI単位の荷重と応力は工学単位のおおよそ10倍と見当をつけてよい。詳しくは、「はじめての材料力学」付録を参照のこと。