仮数部と指数部は別々に計算
 
 途中の計算は余り省略しないこと。実際の設計計算では、安全のため何回も確認するのが普通であるので、計算ミスを発見する場合など、計算過程を目で追って確認できるようにしないと、再び,最初から計算しなければならなくなり、結果的に非能率となる。
 仮数部と指数部は別々に計算する。仮数部を電卓に入力し計算する。指数部分は暗算で計算する。計算結果を直接,(仮数部)×(指数部)の形式で書く。電卓に入力する入力回数と入力ミスが少なくなるとともに,仮数部どうしを暗算で計算することにより、おおよその値が推定でき、計算結果が正しいかどうかもわかる。
 計算結果は,特別な場合を除いて,有効数字3ケタで(誤差百分率で1%以内を意味している)十分であるから,計算結果は4桁を書き,4桁目を処理する。