鯉釣り仕掛け |
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鯉釣りは実家近くの埼玉の荒川で電気ウキを付けて夜釣りで、持ち竿の鯉竿にサツマイモを付けて60cmを超える鯉を釣った経験があり、そのときの引きは強烈なものでした。体の半分程度を水面上に出し、魚体を振って逃げ回った。国土交通省の南畑排水機場から流れ出る河川敷を流れる排水路で、当時は現在のように整備されて無く、両岸に葦が生えていました。子供の頃は、実家の裏の道満で、ヘラブナ、マブナ、雷魚、ウナギ、クチボソなど釣っていました。現在は、すっかり様相が変わってしまいましたが。 以前住んでいた宿舎が八戸の新井田川の近くであったので鯉釣りを始めた。土日ぐらいしか釣る時間はなかったが、4,5回同じ場所で釣っているうち、ついに、60cmを含む3枚を上げた。吸い込みなどいろいろ市販されているが、そのときは釣り雑誌を読んで、自分でも工夫した仕掛けにした。ロッドは25号〜30号負荷錘、3.9mの振り出しのカーボン投げ竿を使っていた。少し淀みがあるポイントで釣る。 |
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(1)仕掛け | ||||||||||||||||||||||||||||||
図に示す仕掛けを作った。らせんと天秤はステンレス線で作った。らせんは、吸い込み用では小さいので、図に示す大きさのものを自作した。天秤は市販のものでも良いが、赤で塗装した。ステンレスの半田付けは専用の半田とフラックスが必要でちょっと面倒です。夏目型の錘の号数は団子の大きさとロッドの負荷に合わせて決めます。また、ポイントまでの距離によって団子の大きさなど決めます。天秤を付けるのが面倒な場合はダブルの針にして重りの下に直結しても良いと思います。 |
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鯉釣り仕掛け と らせんの大きさの一例 |
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絡み防止のため、ピンクのゴム管に穴をあけハリスを通している。 太目の縫い針を使うと簡単に通せる。 |
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(2)餌と寄せ餌 | ||||||||||||||||||||||||||||||
餌はサツマイモを1cm角に切ってハリに付ける。サツマイモは弱火で時間をかけて煮て、冷蔵庫に保管しておくと、角に切っても粘り気が出て、餌落ちしなくなる。らせんを中心として、吸い込み用の練り餌に、ニワトリの餌を適当に混ぜて増量し、6cm程度の団子にして付ける。かなりの重量になり余り遠投はできない。サイドスローで優しく投げる。写真の鯉は、川幅10メートル程度のところで対岸に向かって投げた。ハリは伊勢尼14号を使っていた。 だいぶ前のことで、余り記憶にないが、釣り雑誌に、何回か同じ場所に餌を投げて撒いて、鯉がそこを習慣的に通るようにすると書いてあったので、その通りにしたらうまくいった。何週間か土日同じ場所に通った。はじめは小魚の小さい当たりが続くが、そのうち、餌が数メートル移動するような当たりが続いた。 おそらく、撒き餌の団子に小魚が集まり、団子がばらけ、撒き餌効果と小魚の補食音で遠くにいる鯉も興味や関心を示すと思っている。水槽のグッピーで、直接餌が見えない所にいるグッピーが、餌に集まるのは、臭いか他の魚の補食音思っている。ルアーのラトルなども同じ音の効果と思っている。科学的にどうか不明であるが、魚は低気圧がくることを敏感に察知して、海が荒れる前に捕食し、海が荒れる前に深場に逃げ込むと本に書いてあったが、おそらく、気圧の変化、音に敏感ではないかと思っている。 |
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八戸、新井田川(にいだがわ)是川地区の鯉 50数センチ このときは同じ程度の鯉を3枚上げた |
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■天秤の作り方 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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